パーム油関連ニュース vol.2(2018.2.1~2.28)
■パーム油調達における企業、諸外国の動向
2018/2/2
【Eco-Business】TDM land grant will mean ‘large-scale deforestation’ in Malaysia, warns WWF(RSPO加盟企業であるTDM社と政府との土地の取引はマレーシアでの「大規模な森林破壊」を意味するとWWFが警告)(Google翻訳)
→保護区であった地域でのプランテーション開発など、RSPOの原則に遵守しない状況が確認された場合、認証が取り消されることもあり得ます。
2018/2/10
【ロイター通信】Nestle stops buying palm oil from Guatemala company accused of corruption(ネスレ、汚職の訴えを受けたグアテマラの企業よりパーム油の購入を停止)(Google翻訳)
→サプライヤーが起こしている問題も、購入側である企業が自社で把握、確認、また対応することが当たり前になりつつあります。
2018/2/19
【METRO】Unilever releases details of its entire palm oil supply chain(ユニリーバがパーム油のサプライチェーンを全面開示)(Google翻訳)
→調達元となる1400カ所の詳細情報を公開しました。パーム油業界全体を改善することを目指した試みとしては、世界初となります。 ※ユニリーバのウェブサイトはこちら
■森林破壊
2018/2/7
【RZN】Indonesia issues new palm oil permits in Papua provinces(インドネシア、パプア州にて、新たなアブラヤシ農園開発許可が発効される)(Google翻訳)
→新規開発凍結(モラトリアム)として大統領令が発令された一方で、投資調整庁がパプア州での開発を許可していました。
2018/2/14
【Mongabay】‘Eye of Papua’ shines a light on environmental, indigenous issues in Indonesia’s last frontier(インドネシアの最後の砦「パプア」に注がれる環境面、社会面問題への視線)(Google翻訳)
→スマトラ島、ボルネオ島に続き、残されたパプア島でも開発が進んでいます。現状の情報を集めたウェブサイトが立ち上がりました。
※ウェブサイト「パプアの目」(Google翻訳)
※パプア州の地図データ
2018/2/23
【Mongabay】Tropical forest fragmentation nearing ‘critical point,’ study finds(熱帯林の分裂は「臨界点」に達そうとしている)(Google翻訳)
→原因は異なれど、東南アジア、アフリカ、中南米、それぞれの箇所で森林の分断が同じような規模で起きていることが発表されました。
※元の論文はこちら(Google翻訳)
■泥炭火災
2018/2/21
【AFP】インドネシア各地で森林火災、当局が緊急警報発令
→火災地点はスマトラ島、ボルネオ島で計4カ所。燃える乾季が始まっています。現地の災害当局は警報の中で最も上から一つ下の「緊急警報」を発令しました。
2018/2/26
【Mongabay】Indonesia braces for return of fire season as hotspots flare up(ホットスポットにて再発する火災とともに迎える乾季)(Google翻訳)
→約1万人の選手が参加する2018年アジア競技大会はインドネシアで開催される予定ですが、煙害の影響が懸念されています。
■人間と野生動物に関するニュース
2018/2/6
【JakartaGlobe】Man Arrested for Selling Sumatran Tiger and Sun Bear Body Parts on Facebook(スマトラトラやマレーグマで作られた装飾品などをフェイスブックで販売した男が逮捕される)(Google翻訳)
→森林の開発が進むと、森に続く道ができるため、密猟者にとっての森へアクセスも容易になります。
2018/2/11
【日経】続・地球が危ない(10)オランウータン森林破壊で激減
→過剰な資源への需要から熱帯林が激減、それに伴い個体数も過去100年間で80%減っています。
2018/2/20
【ナショナルジオグラフィック】オランウータン、16年間で15万頭失われる
→アブラヤシ農園や、製紙用植林地への拡大が原因で、これからも生息地の減少が続くことが予測されています。
※元の論文はこちら(Google翻訳)
■バイオマス発電、バイオ燃料としてのパーム油
2018/2/8
【SankeiBiz】太陽光発電18円に下げ 18年度買い取り価格、開始時の半額以下
→経済産業省はバイオマス発電を実施する事業者に対しての環境保全や持続可能性の確保を求めていくことを決定しました。
2018/2/9
【HUFFPOST】パーム油で急増、バイオマス発電のFIT認定/健全な伸長のため、望まれる持続的な燃料調達
→買い取り価格の値下げを前に、駆け込み申請が殺到しました。FIT(固定価格買い取り制度)が策定されたときの意義が問われています。
2018/2/21
【毎日】想定外のパーム油発電拡大 再生エネ買い取り対象 CO2削減に逆行も
→環境負荷を低減させ、国内の産業に寄与すべく始まった制度でしたが…
2018/2/23
【TheGuardian】Britain and Europe must ban palm oil in biofuel to save forests, EU parliament told(英国と欧州は森を守るために、バイオ燃料としてのパーム油使用を禁止しなければならない、と欧州連合議会)(Google翻訳)
→実際にどのように実施されてゆくかは、現在欧州委員会と加盟国により検討されています。
2018/2/2
【Eco-Business】TDM land grant will mean ‘large-scale deforestation’ in Malaysia, warns WWF(RSPO加盟企業であるTDM社と政府との土地の取引はマレーシアでの「大規模な森林破壊」を意味するとWWFが警告)(Google翻訳)
→保護区であった地域でのプランテーション開発など、RSPOの原則に遵守しない状況が確認された場合、認証が取り消されることもあり得ます。
2018/2/10
【ロイター通信】Nestle stops buying palm oil from Guatemala company accused of corruption(ネスレ、汚職の訴えを受けたグアテマラの企業よりパーム油の購入を停止)(Google翻訳)
→サプライヤーが起こしている問題も、購入側である企業が自社で把握、確認、また対応することが当たり前になりつつあります。
2018/2/19
【METRO】Unilever releases details of its entire palm oil supply chain(ユニリーバがパーム油のサプライチェーンを全面開示)(Google翻訳)
→調達元となる1400カ所の詳細情報を公開しました。パーム油業界全体を改善することを目指した試みとしては、世界初となります。 ※ユニリーバのウェブサイトはこちら
■森林破壊
2018/2/7
【RZN】Indonesia issues new palm oil permits in Papua provinces(インドネシア、パプア州にて、新たなアブラヤシ農園開発許可が発効される)(Google翻訳)
→新規開発凍結(モラトリアム)として大統領令が発令された一方で、投資調整庁がパプア州での開発を許可していました。
2018/2/14
【Mongabay】‘Eye of Papua’ shines a light on environmental, indigenous issues in Indonesia’s last frontier(インドネシアの最後の砦「パプア」に注がれる環境面、社会面問題への視線)(Google翻訳)
→スマトラ島、ボルネオ島に続き、残されたパプア島でも開発が進んでいます。現状の情報を集めたウェブサイトが立ち上がりました。
※ウェブサイト「パプアの目」(Google翻訳)
※パプア州の地図データ
2018/2/23
【Mongabay】Tropical forest fragmentation nearing ‘critical point,’ study finds(熱帯林の分裂は「臨界点」に達そうとしている)(Google翻訳)
→原因は異なれど、東南アジア、アフリカ、中南米、それぞれの箇所で森林の分断が同じような規模で起きていることが発表されました。
※元の論文はこちら(Google翻訳)
■泥炭火災
2018/2/21
【AFP】インドネシア各地で森林火災、当局が緊急警報発令
→火災地点はスマトラ島、ボルネオ島で計4カ所。燃える乾季が始まっています。現地の災害当局は警報の中で最も上から一つ下の「緊急警報」を発令しました。
2018/2/26
【Mongabay】Indonesia braces for return of fire season as hotspots flare up(ホットスポットにて再発する火災とともに迎える乾季)(Google翻訳)
→約1万人の選手が参加する2018年アジア競技大会はインドネシアで開催される予定ですが、煙害の影響が懸念されています。
■人間と野生動物に関するニュース
2018/2/6
【JakartaGlobe】Man Arrested for Selling Sumatran Tiger and Sun Bear Body Parts on Facebook(スマトラトラやマレーグマで作られた装飾品などをフェイスブックで販売した男が逮捕される)(Google翻訳)
→森林の開発が進むと、森に続く道ができるため、密猟者にとっての森へアクセスも容易になります。
2018/2/11
【日経】続・地球が危ない(10)オランウータン森林破壊で激減
→過剰な資源への需要から熱帯林が激減、それに伴い個体数も過去100年間で80%減っています。
2018/2/20
【ナショナルジオグラフィック】オランウータン、16年間で15万頭失われる
→アブラヤシ農園や、製紙用植林地への拡大が原因で、これからも生息地の減少が続くことが予測されています。
※元の論文はこちら(Google翻訳)
■バイオマス発電、バイオ燃料としてのパーム油
2018/2/8
【SankeiBiz】太陽光発電18円に下げ 18年度買い取り価格、開始時の半額以下
→経済産業省はバイオマス発電を実施する事業者に対しての環境保全や持続可能性の確保を求めていくことを決定しました。
2018/2/9
【HUFFPOST】パーム油で急増、バイオマス発電のFIT認定/健全な伸長のため、望まれる持続的な燃料調達
→買い取り価格の値下げを前に、駆け込み申請が殺到しました。FIT(固定価格買い取り制度)が策定されたときの意義が問われています。
2018/2/21
【毎日】想定外のパーム油発電拡大 再生エネ買い取り対象 CO2削減に逆行も
→環境負荷を低減させ、国内の産業に寄与すべく始まった制度でしたが…
2018/2/23
【TheGuardian】Britain and Europe must ban palm oil in biofuel to save forests, EU parliament told(英国と欧州は森を守るために、バイオ燃料としてのパーム油使用を禁止しなければならない、と欧州連合議会)(Google翻訳)
→実際にどのように実施されてゆくかは、現在欧州委員会と加盟国により検討されています。